ミシガンステイト決勝へ
夕方から試合観戦。決勝へコマを進めた。相手は、12月に一度対戦して目も当てられないほどの大差で負けたUNC。いい試合になれば嬉しい。
感想
- Morganがついに不調から脱した。今日は17点の活躍。集中力がここ数試合とは別物。不調にもかかわらず、エースなんだからと、スターターで使い続けた監督は偉いと思う。
- Sutonは絶好調状態が終わったようだが、今日もしっかりと自分の仕事をしていた。相手のビッグマンを抑えたり、リバウンドを取ったり、オフェンシブチャージを引き出したり。
- Summersがいい場面でのダンクを2度ほど決める。デトロイトで試合をしているので、派手なプレイは会場が沸き立ってかなり効果的。彼はデトロイト出身だし。
- 作戦面では、ランゲームをここ数試合と比べて多くこなしていた。これは相手の220cmの巨人対策としてかなり有効だったっぽい。彼はそんなに走れないので、ポジション取りに苦労していたようだし。この辺は監督の作戦勝ちかな。
- なんだかんだで全員よかった。それぞれの仕事をきっちり果たして、調子がいいプレイヤーが2人もいれば勝てる、というような感じ。MSUは異常にベンチが厚いので、そういう感じでほとんどの相手には勝てる(次の試合は別だが)。
UNC戦予想
- UNCは昨年の準優勝校で、スターターは全員残ってるし、まあなんていうか最強チームといった趣。このトーナメントも、ここまで危なげなく全試合をこなしてきている。
- UNCはチームの半分以上がMcDonald All American*1とかふざけてるよなぁ。
- プレイヤーの能力ではかなり差がある(というかUNCと張り合えるチームなんてない)ので、工夫が必要だろうと思う。この手の工夫は監督の得意分野なので期待したい。どんな作戦を立てるのだろうか。
- リバウンディングではそこまでの差がないので、きちんとリバウンドを取りたいところ。前回の対戦で大差負けしたときは、Sutonが欠場していたので手がつけられなかったが。
- 結局のところ、UNCの3ポイントの調子がいいと無理。3人ほどいい3ポイントシューターがいて、それがみんな調子がいいとかいう話になるともはや手の施しようがない。今日は割とみんな良さそうだったのだが、これが次戦も続くようななら、ちょっと勝てないわな。
- というわけで勝つ可能性はゼロじゃないけど、相手がベストのゲームをすれば勝てない相手なので、まあ、MSUの調子がよくて、UNCの調子が悪いのを祈るしかないって感じ。勝ったらいろいろ伝説になるって感じでお膳立ては整っているが、現実はそう甘くはないだろうと思う。
*1:高校の全米選抜のひとつで、メンバーであったことは、スーパースタープレイヤーの指標となる。MSUはゼロ。