Elite 8

ミシガンステートのバスケチームが昨年の優勝校であるカンザスを破ってベスト8を決めた。実際は、ベスト何々と呼ばれるわけではなくて、

という呼び名がつけられており、それぞれ数字の頭文字と同じ頭文字を持つ単語が使われている。この手のゴロ遊びは、英語ではよく見かける気がする。Ubuntuのバージョンもそうだが。

戦評

前半と後半で全く違ったゲームだった。前半はSutonをのぞいて良いところがなく、一時は13点も差を付けられ、集中力が切れて一方的な敗戦になるのではないかと危惧された。ただ、トーナメントだけあって、完全に戦意を喪失することはなく、Sutonのブザービータージャンプシュートもあり、前半を7点差で折り返すことができた。Sutonはメンタルが弱いと昔は言われたものだが、本当によい選手に育った。才能の限界近くまで伸びたと言えるだろうと思う。さすがにNBAは厳しいだろうが、卒業後はヨーロッパでプロとして活躍してほしい(元々ボスニア出身なのでヨーロッパに行くことには抵抗がないだろうし)。

後半は非常によい試合展開。手に汗握る接戦だったが、残り一分を切ったところで
60−60の同点から、今年のリーグ最優秀選手である、Kelin Lucasが3点プレイをものにし、その後の連続フリースローの成功も含め、7点を挙げ試合を決定づけた。さすがと言った感じだ。

  1. Raymor Morganの復調の兆しはまだない。終了近くでのセットプレイからのダンクはよかったが、初戦はセットプレイなので、これが復活への道筋をつけるかはわからない。
  2. 今日はフリースローがよく入った。よかったよかった。
  3. Waltonの確変は終了。

次は、Final Fourを賭けて、Louisvilleとの対戦。相手は優勝候補筆頭なのでさすがに厳しい戦いになるだろうが、少なくとも良い試合をしてシーズンを締めくくってほしい。